著者
萩平 哲
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.26, no.7, pp.638-645, 2006 (Released:2006-12-22)
参考文献数
10
被引用文献数
1 2

現代のバランス麻酔において最も重要な要素は 「鎮痛」 であり, 硬膜外麻酔などの神経ブロックが併用できない手術においてはフェンタニルなどの麻薬が 「鎮痛」 の主役となる. 残念ながら現在のところ, フェンタニルの薬理学的特性を正しく理解して使いこなしている麻酔科医は少数派であると推定される. フェンタニルの薬理学的基礎から実際の臨床での使用法に関して解説し, 「麻薬恐怖症」 に罹患している多くの麻酔科医の意識改革を促したい.

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@gYElBzPA0osNPKS 効果部位濃度が1〜1.5ng/mlになるように術中の血圧やPIの変動を見ながら追加投与しています。 研修医が持っているマニュアル本には書いてはいませんが、ミラーや麻酔関連の雑誌などには書いてあります。 臨床麻酔のコラムなどもありますので参考にしてみてください。 https://t.co/MS0rx0mdPI
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