著者
角倉 弘行
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.32, no.7, pp.866-870, 2012 (Released:2013-02-12)
参考文献数
4

無痛分娩を普及させることにより分娩の安全性が向上する理由として,以下の4つが考えられる.無痛分娩を希望する妊婦に対して麻酔科医が分娩前診察を行うことにより,緊急の帝王切開術が必要になった場合でも余裕をもって対処することが可能となる.実際に硬膜外麻酔による無痛分娩を選択した妊婦では,緊急帝王切開の際にも全身麻酔を避けることができる.無痛分娩が普及すれば分娩フロアーに麻酔科医を配置できるようになるので,無痛分娩を選択していない妊婦の分娩の安全性も向上する.さらに無痛分娩が普及して産科麻酔に専従する麻酔科医の数が増えれば,産科麻酔の教育の機会が増えるだけでなく教育の質も向上する.

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角倉 弘行「無痛分娩を普及させることにより分娩の安全性が向上する」: 日本臨床麻酔学会 https://t.co/wj1AFmXO6G 坊垣 昌彦「周産期センターに麻酔科医のポジションを得た意義」: 日本臨床麻酔学会 https://t.co/v4vaF4PmAE
アメリカの無痛分娩が子供の死亡率を高めてるってつぶやきが流れてきたので、ちょっとググった。死亡率が特に低いという訳ではなさそうな感じ。 https://t.co/stcYL5lyE4 https://t.co/HjXmv52j5W

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