著者
細井 卓司 山田 高成 森崎 浩 浦上 研一 楠原 正俊 玉井 直
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.37, no.4, pp.407-417, 2017-07-15 (Released:2017-08-26)
参考文献数
54
被引用文献数
1 1

術後悪心・嘔吐は,麻酔関連合併症の中で最も頻度が高く,また重篤な病態を惹起する危険性がある.その原因はさまざまな要因が指摘され,また嘔吐に関わる伝達経路も複数存在している.世界的にはこれらのさまざまな伝達経路に対処可能な制吐薬あるいは嘔吐予防薬が開発されているものの,わが国においては保険適用が限定され,高額な制吐薬を術後悪心・嘔吐には処方できない状況にある.今後は術後悪心・嘔吐を併発しやすい患者群をより精度の高い評価法や非侵襲的指標により把握し,効率的に予防することが望まれる.

言及状況

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OS-1飲めば術後の吐き気が抑えられるみたいなことが顎変形症界隈で噂されてるのを最近観測しますけど、術後悪心・嘔吐(PONV)は麻酔薬の副作用なので、全然関係ないと思いますよ。 https://t.co/B9K9qULDbp
@yakuzaishi1222 このへんかな(´・ω・`)つ >喫煙者では,タバコが含有する多環芳香族炭化水素による肝臓cytochromeP450誘導やニコチン長期暴露に伴う神経受容体の変化等により,PONVの危険性が少ないことが示されている https://t.co/mngIr0QpCe
@q_leafbuds はっきりとした機序は解明されていません。が、起こしやすい患者や薬剤は分かっています。PONVまたは術後悪心嘔吐で調べてみてください。 https://t.co/Wd7lf0ntqj

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