著者
川口 哲 堺 登志子 児玉 光顕 上山 博史 木内 淳子 吉川 清
出版者
THE JAPAN SOCIETY FOR CLINICAL ANESTHESIA
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.6, no.4, pp.359-362, 1986-11-15 (Released:2008-12-11)
参考文献数
8

マイルズ手術後の膀胱内結石の50歳の患者に対してペルカミンS®による脊椎麻酔を施行しT6以下に十分な麻酔が得られたにもかかわらず priapism を呈した症例を経験した.患者の陰茎は, 脊椎麻酔の効果が薄れるにつれ改善傾向を示し麻酔施行後約2.5時間で元の状態に復帰した. 一週間後, 笑気-酸素-ケタミンによる全身麻酔に変更し手術を行ない得た. ケタミンは持続滴下を行ない1mg/kgの時点で手術操作を開始し, 総量2mg/kgを静注したが priapism の発生は認められなかった.

言及状況

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間違ってます。 脊椎麻酔なら合併症であり得ます。ケタミン使った全身麻酔が治療法の一つです。 勃たぬなら大人しくバイアグラ飲んだ方が良いです。 https://t.co/O0mZD5WK6n https://t.co/szAJajxw8Q
@nekomodoki429 血圧下げるんで勃起しないんですが、 >神経損傷による末梢での反射回路の形成,自律神経系のバランスの失調,あるいは脊椎麻酔により上位中枢からの抑制が停止したことで陰茎の被刺激性が高まっていて 勃たせてしまった事例が。 脊椎麻酔施行後, 陰茎持続勃起症を呈した一症例 https://t.co/iPGn9ZKSs9

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