著者
小川 朋子 林 智子 井村 香積
出版者
一般社団法人 日本看護研究学会
雑誌
日本看護研究学会雑誌 (ISSN:21883599)
巻号頁・発行日
vol.39, no.5, pp.5_65-5_74, 2016-12-20 (Released:2017-05-18)
参考文献数
25

本研究は,指導看護師が「成長が遅れている」ととらえた看護師の特徴と,行われている教育・支援を明らかにすることを目的として,指導看護師10名に対して半構造化インタビューを行った。その結果から,教育に携わる看護師は【A.学習の積み上げが困難】【B.看護実践に必要なスキルの不足】【C.安全性の欠如】【D.患者・職員との関係形成困難】【E.精神的脆弱さ】【F.看護職員としての自覚と責任ある行動の不足】がみられることを,「成長の遅れ」ととらえていることが明らかとなった。これらの特徴に対し指導看護師は,【①実践での指導】【②学習支援】【③対象理解と対象に合わせた指導】【④社会性の促進】【⑤主体性の促進】を「成長が遅れている看護師」本人に対して行うとともに,【⑥安全性の確保】【⑦環境の改善・調整】という支援で,勤務体制や職場の従来のやり方,自分たちの考え方などを変える取り組みも行っていた。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (2 users, 2 posts, 0 favorites)

特に教育には興味ないのだけど、これすごい分かりみ。会社員でも新人さん当てはまるんじゃないの?ってなった。https://t.co/Q2t7AhRYq5
心の中で思っても伝わらないので「アンケートについて話もしてないのに議事録に入れるの?」と一応の突っ込みは入れた。下記の文献で“象徴的”とされている特徴がドンピシャで、同じ領域の別の同級生(師長)と共に、時折、頭を抱えている……。 https://t.co/CJECUNlSWH

収集済み URL リスト