8 0 0 0 OA Dynamic myelographyによる脳脊髄液漏出点検出の試み
- 著者
- 熱田 淳 渡邉 恵介 藤原 亜紀 篠原 こずえ 川口 昌彦 橋爪 圭司
- 出版者
- 一般社団法人 日本ペインクリニック学会
- 雑誌
- 日本ペインクリニック学会誌 (ISSN:13404903)
- 巻号頁・発行日
- vol.23, no.4, pp.529-533, 2016 (Released:2016-11-04)
- 参考文献数
- 5
脳脊髄液漏出症の診断において,CT myelography(CTM)の硬膜外造影剤貯留像は精度が高く有用であるが,漏出点を特定することはできない.今回,dynamic myelography(DM)を用いてCTMを行い,漏出点の検出を試みた.脳脊髄液漏出症疑いの4症例に対し,計5回のDMを用いたCTMを行った結果,5回のDMのうち3回では,造影剤がくも膜下腔から硬膜外腔に流出し始める部位を確認することができ,漏出点を特定しえた.他の2回では漏出点は特定できなかったが,漏出点の範囲を限定することが可能であった.脳脊髄液漏出症の漏出点検出にdynamic myelographyが有用である可能性がある.
言及状況
外部データベース (DOI)
Twitter (8 users, 8 posts, 13 favorites)
Dynamic Myelogram によって漏出点を特定してより効果的な治療ができる論文を読んで来ました。期待できそうなのでシェアします。実際に奈良県立医科大学病院に治療受けた方いたらぜひ体験談を聞きたいです。
https://t.co/RCGVN8HsyN
#脳脊髄液減少症
1 1 https://t.co/6UK54Mj7UT
『Dynamic myelographyによる脳脊髄液漏出点検出の試み』
熱田 淳（奈良県立医科大学麻酔科）ほか
日本ペインクリニック学会誌 Vol. 23(2016)No. 4p. 529-533
https://t.co/NKuiFL89qT
#脳脊髄液減少症