著者
中村 好美 田辺 久美子 金 優 吉村 文貴 山口 忍 紙谷 義孝
出版者
一般社団法人 日本ペインクリニック学会
雑誌
日本ペインクリニック学会誌 (ISSN:13404903)
巻号頁・発行日
vol.30, no.7, pp.174-177, 2023-07-25 (Released:2023-07-25)
参考文献数
11

機能性身体症状は「症状の訴えや,苦痛,障害が,確認できる組織障害の程度に比して大きい」と定義される疼痛症候群である.今回,COVID-19ワクチン接種を契機に機能性身体症状が出現した2症例を経験した.1症例は複合性局所疼痛症候群の判定基準を満たしていた.ワクチン接種による機能性身体症状の発症メカニズムは未だ十分に解明されていないが,今回の2症例は,COVID-19ワクチンによる経験したことのない発熱や痛み,副反応による不動化,不安やうつ状態などの心理的因子が合わさり,機能性身体症状を発症したものと考えた.それぞれの病態にあわせた集学的治療や社会復帰への支援を行い,患者の回復へつなげることができた.

言及状況

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こちらも興味深い症例報告です。 私は身体知覚異常の評価をしてましたが、FSSもありですね。勉強になります。 https://t.co/i1Yvqoh9Pq
COVID-19ワクチン接種後に機能性身体症状が出現した2症例の検討 https://t.co/A88yiWdH46
COVID-19 ワクチン接種後に機能性身体症状が出現した 2 症例の検討 https://t.co/MqZeC6ySUP 2日前に出された日本ペインクリニック学会誌に掲載された症例 2例とも局所的な痛みが特徴で、経過観察や生活指導、精神科の介入によって短期(数ヶ月以内)に軽快

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