著者
久保 のぞみ 最上 晴太 万代 昌紀 近藤 英治
出版者
一般社団法人 日本周産期・新生児医学会
雑誌
日本周産期・新生児医学会雑誌 (ISSN:1348964X)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.243-250, 2021 (Released:2021-09-06)
参考文献数
43

出生児の細菌叢形成は,母体細菌叢,胎生期の環境,分娩方法などに影響される.さらに抗生剤の使用,食事,母乳栄養,環境など出生後の因子が児の細菌叢をかたち作る.児の細菌叢は免疫系の形成に深くかかわり,正常な細菌叢が形成されない場合,喘息,炎症性腸疾患,自己免疫疾患などの発症リスクを増加させる.近年,新生児の正常な細菌叢の形成を目的とした,母体の腟分泌物の新生児への移植などが試みられ,アレルギー疾患などの新たな予防法として期待されている.

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@HimalayaJapan コロナワクチンを接種した母親から生まれた新生児の腸内細菌叢のうち、ビフィズス菌がほぼゼロという話も、母親が妊娠中に抗生剤を服用したのと同じこと。 https://t.co/WE5T5F1v1F 新生児の腸内細菌叢は、帝王切開児のそれに似たものになるだけです。 https://t.co/Lk9LMf8Yij
コロナワクチンには水銀が含まれていて、水銀には殺菌作用があるからじゃないですかね。 https://t.co/nqoWqo9UbJ 妊娠中に抗生物質を服用すると、胎児の腸内細菌叢に影響が出るのと同じだと思います。 https://t.co/Lk9LMf8Yij https://t.co/WE5T5F1v1F
自分や我が子の事例を持ち出しそんなのデタラメよー!!と言わんばかりの母さん達が多くてびっくりw 経膣分娩、母乳育児が良いって昔から言われてるのには理由があるんだな。経膣分娩だとビフィズス菌などが定着しやすいみたい。論文もある。 https://t.co/Snz3eev4Zz https://t.co/vFkLL54csD

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