著者
堀田 一樹 木村 正典 宮田 正信 竹中 幸三郎
出版者
日本緑化工学会
雑誌
日本緑化工学会誌 (ISSN:09167439)
巻号頁・発行日
vol.36, no.1, pp.203-206, 2010 (Released:2011-03-16)
参考文献数
8

観葉植物のポトスとサンセベリアを用いて,明,暗条件下での植物のガス交換とホルムアルデヒド濃度を閉鎖系チャンバー内で測定した。その結果,ポトスでは暗期よりも明期で活発なガス交換がみられるとともに,ホルムアルデヒド濃度も明らかに低下した。一方,サンセベリアは暗期でガス交換が若干みられ,ホルムアルデヒド濃度も低下する傾向が若干みられた。以上のことから,観葉植物のホルムアルデヒド除去効果には植物のガス交換が影響していることが示された。しかし,ガス交換とは関係なくホルムアルデヒド濃度が減少していたことから,植物体への吸着の可能性が示された。

言及状況

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@shirosaki85 昔はそういう謳い文句流行ってましたね 測定値を見ると空気清浄効果は、無いわけではないようで ただし他の換気システムと比して明確に効果を得られる程の物ではないので素直に窓開けたりする方が良いでしょうね(当たり前) https://t.co/FycpEuO5nz

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