著者
グッド 長橋広行 グッド 和代
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.1, pp.19-24, 2017-01-01 (Released:2017-01-01)

米国では電子資料の増加にともない大学図書館の役割が,蔵書構築から学習スペースの提供や更なる学習支援に転換してきている。私たちは電子書籍の増加が図書館サービスの転換を促し,利用者支援を向上させると期待してきた。しかしここ数年の電子書籍を取巻く環境は,私たちが予想していたものとは違うようだ。学生はいまだ紙書籍を好み,電子書籍の読み辛さは改善されず,大学図書館の電子書籍購入予算は減少している。本稿ではその問題と原因を2つの最新の全米調査報告書から探り,大学図書館で電子書籍サービスを支える職員たちの取り組みを報告する。最後に日本語電子書籍への要望を添える。

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[JLA短信][電子書籍] 「日本の電子書籍への要望」。まあ観測範囲のだいぶ狭い話ではあるけども、仕様、契約プラン、内容といったところで満足には活用されてない様が見える。

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「日本の電子書籍への要望」。まあ観測範囲のだいぶ狭い話ではあるけども、仕様、契約プラン、内容といったところで満足には活用されてない様が見える。 / “米国大学図書館における電子書籍サービス” https://t.co/3pzALYPxq0 #JLA短信 #電子書籍
“米国大学図書館における電子書籍サービス” https://t.co/3pzALYPxq0 #JLA短信 #電子書籍
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会誌「情報の科学と技術」2017年1月号 米国大学図書館における電子書籍サービス…グッド長橋広行,グッド和代 https://t.co/2XKwZW4eey

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