著者
大谷 周平 坂東 慶太
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.68, no.10, pp.513-519, 2018-10-01 (Released:2018-10-01)

Sci-Hubとは,6,450万件以上もの学術論文のフルテキスト(全文)を誰もが無料でダウンロードできる論文海賊サイトである。Sci-Hubからダウンロードできる論文には,学術雑誌に掲載された有料論文の約85%が含まれており,Sci-Hubは学術出版社の著作権を侵害する違法サイトである。大学図書館の契約する電子ジャーナル,OAジャーナル,機関リポジトリ,プレプリントサーバーなど法的に問題ない論文サイトが在る中で,世界中から1日に35万件以上の論文がSci-Hubを通じてダウンロードされている。本稿では先ずSci-Hubの概要・仕組み・世界的な動向について述べる。次いで2017年にSci-Hubからダウンロードされた論文のログデータを分析し,国内におけるSci-Hub利用実態の調査結果を報告する。栗山による2016年調査と比較すると,Sci-Hubの利用数やSci-Hubの利用が確認された都市数は増加していた。また,Sci-Hubでダウンロードされているのは有料論文だけではなくOA論文が約20%を占めていること,クッキーの情報から約80%のユーザーは1回のみSci-Hubを利用している状況も明らかになった。

言及状況

外部データベース (DOI)

Google+ (1 users, 1 posts)

Sci-Hub知らなかった。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jkg/68/10/68_513/_article/-char/ja

はてなブックマーク (26 users, 27 posts)

[オープンアクセス]
[science][university][エレクトリック] おお、奇しくもオープンサイエンス特集の号にハゲタカOAとブラックOA(Sci-Hub)の話が載ることになっているとは
[論文][download][著作権・知財権] “Sci-Hubからダウンロードできる論文には,学術雑誌に掲載された有料論文の約85%が含まれており,Sci-Hubは学術出版社の著作権を侵害する違法サイト(中略)1日に35万件以上の論文がSci-Hubを通じてダウンロードされている”
この論文もSci-Hubにアップされているだろうか?
[ICT][専門知][著作権][大学]
とても分かりやすい記事だった。いい仕事だなあ。
[Sci-Hub] (口出しました)
[Sci-Hub] 林さん、南山さん、そして共著の坂東さん、ありがとうございました!/ Githubで公開中のプログラムは少し調整中ですのでお待ちください。研究データ難しい…。

Twitter (20 users, 32 posts, 16 favorites)

New paper (in Japanese) about the usage of @Sci_Hub in Japan. I read in the english abstract that "Open Access arti… https://t.co/tGo6xZ0SDr
Sci-Hub知らなかった。 https://t.co/ca0Lg6hOsr
おお、奇しくもオープンサイエンス特集の号にハゲタカOAとブラックOA(Sci-Hub)の話が載ることになっているとは / “論文海賊サイトSci-Hubを巡る動向と日…” https://t.co/6mUhdjonAP #science #university #エレクトリック
https://t.co/dUybwpOcVr “学術情報流通関係者は Sci-Hub利用の裏にある課題を受け止め,Sci-Hub が必要とされない仕組みを実現させなければならない。“
https://t.co/dUybwpOcVr “そのような事態を防ぐためにも,Sci-Hub への正しい理解を促し,その利用を根絶する必要がある。一方で,Sci-Hub の存在感が増していることは,ペイウォールの存在やワンスト… https://t.co/CLKEqwdSNx
https://t.co/dUybwq5Ok1 “Sci-Hub を利用する動機に,ペイウォールの問題だけではなく,出版社を問わずほとんどの論文をワンストップで入手可能な利便性の高さも含まれている”
https://t.co/dUybwpOcVr “日本では 2 年足らずで利用が約 2.7 倍に増加し,全国的に利用されている” “構成員が Sci-Hub に認証状況を提供するという事態がおきれば,組織として大きなリスクを抱えることになる”
https://t.co/dUybwpOcVr “Sci-Hub は約 400 の大学の認証情報を有しているといわれ,必要な論文ファイルを入手できるまで次々と認証情報を切り替える仕組みも備えている”
https://t.co/dUybwpOcVr “Sci-Hub は支持者から提供された認証情報を利用して,大学図書館が契約している電子ジャーナルから必要な論文ファイルを入手し,利用者に提供” “論文ファイルには契約大学の名称や IP アドレスが記されているケースも”
興味深い / J-STAGE Articles - 論文海賊サイトSci-Hubを巡る動向と日本における利用実態 https://t.co/tlNN3QFaMw
論文海賊サイトSci-Hubを巡る動向と日本における利用実態 https://t.co/azdXqMyq0M
“論文海賊サイトSci-Hubを巡る動向と日本における利用実態” https://t.co/BU5Q3CYSnq
1件のコメント https://t.co/Dvh4gsOTEB “論文海賊サイトSci-Hubを巡る動向と日本における利用実態” https://t.co/E01vMOK6Bu
1件のコメント https://t.co/Dvh4gsOTEB “論文海賊サイトSci-Hubを巡る動向と日本における利用実態” https://t.co/E01vMOK6Bu
論文海賊サイトSci-Hubを巡る動向と日本における利用実態:… https://t.co/JIwnbJyoyQ
“論文海賊サイトSci-Hubを巡る動向と日本における利用実態” https://t.co/nX37lp5lni
林さん、南山さん、そして共著の坂東さん、ありがとうございました!/ Githubで公開中のプログラムは少し調整中ですのでお待ちください。研究データ難しい…。 / “論文海賊サイトSci-Hubを巡る動向と日本に…” https://t.co/DvIspm7MAC #Sci-Hub
会誌「情報の科学と技術」2018年10月号 総説・解説:論文海賊サイトSci-Hubを巡る動向と日本における利用実態…大谷 周平,坂東 慶太 https://t.co/hThQdQKCz3
大谷 周平, 坂東 慶太, 論文海賊サイト @Sci_Hub を巡る動向と日本における利用実態, 情報の科学と技術, 2018, 68 巻, 10 号, p. 513-519, 公開日 2018/10/01, Online ISS… https://t.co/aExnqdxqfQ
Shuhei OTANI, Keita BANDO, A pirate site @Sci_Hub: Recent trend and usage analytics from Japan, The Journal of Info… https://t.co/iHNo0GnIJI

収集済み URL リスト