著者
児玉 陽子
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.70, no.8, pp.432-435, 2020-08-01 (Released:2020-08-01)

近年,国内でも研究データ管理への様々な取組みが始まっているが,豪州では2007年にAustralian Code for the Responsible Conduct of Researchが策定されたこともあり,すでに多くの研究大学で行われている。著者は2017,2019年にシドニー大学図書館の研究データ管理担当者から話を伺う機会を得たので,ここに実際の運用について概要を報告する。またシドニー大学図書館のウェブサイトでの研究データ関連の情報提供の展開についても触れる。大学のポリシー,研究データ管理計画書,ストレージやツール,データの公開,広報や学内での協力体制,さらに学外の組織・ANDS(現在のARDC)との関わりや,現時点で抱えている課題についてもレポートする。

言及状況

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[研究データサービス] ポリシーのほかに運用指針と学部での運用手順を定めたものがある。各部局のリエゾンライブラリアンがサービス周知・普及に貢献している。

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シドニー大学における研究データ管理~ 担当者へのヒアリングから Link: https://t.co/vk2CwAx39R
会誌「情報の科学と技術」2020年8月号 事例報告:シドニー大学における研究データ管理~担当者へのヒアリングから…児玉 陽子 https://t.co/9uctZzb5Az

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