著者
大谷 康晴
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.72, no.6, pp.198-203, 2022-06-01 (Released:2022-06-01)

日本図書館協会認定司書は2010年に開始して制度として定着している。しかし,その発足には多くの時間を要している。その原因は「専門性評価」そのものにもあるため簡単な問題ではない。それでも,インフォプロには「専門性評価」は必要と考える。たとえば司書の場合,外部から見てその知識・技能を測ることが難しく社会的評価が低い状態に陥っている。これは経済学でいうレモン市場の状況に近い。この状況を改善するため認定司書のような「専門性評価」は必要であり,インフォプロにおいても同様であると考える。

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会誌「情報の科学と技術」2022年6月号 特集:「専門性評価」制度の難しさ:日本図書館協会認定司書制度における活動を通じて…大谷 康晴 https://t.co/Fp8oz6qijG

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