著者
山口 滋
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.73, no.2, pp.58-64, 2023-02-01 (Released:2023-02-01)

医農薬品やプラスチック等,私たちの身の回りの化学品の多くは有機分子から作られている。目的の有機分子を作るために不可欠な手段として,有機合成がある。とくに分子と分子をつなげるための「触媒」の開発は有機合成のなかでも中心的な課題のひとつである。触媒開発をはじめとする有機合成分野の研究は人間の経験知に基づく試行錯誤で行われている。この試行錯誤をDXにより効率化しようという研究が近年盛んに行われている。しかし有機合成分野の「DX」は本当に必要であろうか?「DX」の潮流における触媒反応開発分野の変化と今後について概観する。

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昨年度、情報の科学と技術に寄稿した記事が公開されました。反応開発はとても最適化されていて、さらに効率化することは簡単ではなく、機械学習使うならこれまでの枠組みでは達成できないことに取り組むという考え方もありではと思い書いたものです。 https://t.co/oEDQpnAtvO
会誌「情報の科学と技術」73巻2号 特集:有機合成分野のDXは必要か?…山口  滋 https://t.co/U9ApFVZ7O6

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