著者
吉岡 敦子
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学雑誌 (ISSN:03855236)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.1-10, 2002-06-20 (Released:2017-10-20)
参考文献数
9

本研究は,大学生を対象にYahooを使ったインターネット情報検索について検討した.実験1では,基本的検索技術の教示を与える群と与えない群の検索過程を比較した結果,両群に差は見られなかった.実験2では,メタ認知過程を意識化させる質問を与える群と与えない群を比較した結果,与えた群では不適切な行動が減少した.実験3では,メタ認知過程を意識化させる質問を全被験者に与え,正解・不正解によってグループ分けし検討した結果,訓練する機会を与えれば,自発的に意識化させて検索を行えることが示された.また,メタ認知過程を意識化させる効果は,1)検索時間と行動量を減少させる,2)モニタリングとプランニングをさせる,3)インターネット情報検索スキルを獲得させる,の3つであった.しかし,意識化を十分に行うことの難しさも明らかにされ,練習の機会を与えたり,他者の援助を介入する必要性が示された.

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これもあんまり方法については触れてない イ ン タ ー ネ ッ ト情報検 索行動 に 及ぼ す メ タ認知過程 の 意識 化 の 効果† https://t.co/HFOTTlptxy

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