著者
高久 雅生 谷藤 幹子
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.55, no.1, pp.29-41, 2012 (Released:2012-04-01)
参考文献数
35
被引用文献数
3 1 2

物質・材料研究機構(NIMS)では,2008年よりデジタルライブラリー構想に基づく機関リポジトリNIMS eSciDocの開発と運用を始めた。eSciDocは柔軟な拡張可能性と豊富なWeb APIを併せ持つドイツ製のオープンソースのリポジトリソフトウェアであり,単に文献リポジトリにとどまらず,eサイエンスのための汎用ツールとしての機能を持ち合わせている。このような利点を活かして開発,運用してきた機関リポジトリNIMS eSciDocの現状と課題を報告する。あわせて,機関リポジトリと対をなして取り組んでいる研究者総覧SAMURAIについても報告する。SAMURAIは,NIMS研究者約500人を対象に,その連絡先や業績文献,研究内容などをわかりやすく伝えるサービスとして,機関リポジトリや外部データベースと密に連携しながら,2010年より運用を開始した。本報告では,これらのサービス内容と利用動向とともに,今後の展開について述べる。

言及状況

外部データベース (DOI)

はてなブックマーク (5 users, 5 posts)

[研究者DB][支援業務]
[図書館][librarian][repository][eScience] 「図4 研究者総覧SAMURAIの開発における外部連携システムとの間のデータフローの概要」
[science][university][オープンアクセス][エレクトリック][図書館][図書館員]

Twitter (3 users, 5 posts, 2 favorites)

“材料系研究所における機関リポジトリNIMS eSciDocの開発から応用まで 研究者総覧SAMURAIと研究ライブラリコレクション” (1 user) https://t.co/LNqMXpu3hP
[science][university][オープンアクセス][エレクトリック][図書館][図書館員] / ““材料系研究所における機関リポジトリNIMS eSciDocの開発から応用まで 研究者総覧SAMURAIと研究ライブラリコレ…” http://t.co/VvQf6Gy4
[science][university][オープンアクセス][エレクトリック][図書館][図書館員] / ““材料系研究所における機関リポジトリNIMS eSciDocの開発から応用まで 研究者総覧SAMURAIと研究ライブラリコレ…” http://t.co/VvQf6Gy4
http://t.co/WjjRWJfO 書きました。「材料系研究所における機関リポジトリNIMS eSciDocの開発から応用まで:研究者総覧SAMURAIと研究ライブラリコレクション」情報管理 55(1)
http://t.co/WjjRWJfO 書きました。「材料系研究所における機関リポジトリNIMS eSciDocの開発から応用まで:研究者総覧SAMURAIと研究ライブラリコレクション」情報管理 55(1)

収集済み URL リスト