著者
中西 秀彦
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.57, no.3, pp.149-156, 2014-06-01 (Released:2014-06-01)
参考文献数
8
被引用文献数
1

機械可読性とはコンピューターによる文書構造の認識しやすさである。機械可読性に配慮した文書はより検索されやすく,利用されやすくなる。逆に,機械可読性を考慮しない文書は流通しにくい。今まで,文書は人間可読性を高めることに重点が置かれてきたが,文書流通がインターネットを中心とするようになり,XMLを利用した機械可読性を高めた文書の重要性が増してきている。しかし機械可読性と人間可読性は往々にして対立する。本稿では,これらの対立の事例を検討し,オンラインジャーナルでは当面機械可読性優位の組版が行われるべきであることを示す。

言及状況

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所属している研究会のジャーナルをJ-STAGEで載せると全文検索などの恩恵が受けられるかなと検討しています(そして本日J-STAGEの説明を聞きに行きました)が、XMLを印刷業者に頼まないとどれだけ大変かご存じの方いたら教えてください。英語教育なら、JACET、LET、全国英語教育学会レベルなら、J-STAGEに載せた方がいいと思いますが、やはり誰がXMLで作成するかが問題なのでしょうね。理系の研 ...

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中西印刷さんだ

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まぁわかるというかこれがスタンダード化していく(べきだ)と思うけど、実際運用するの難しそうだな。とはいえ、どう考えたってPDF出力したデータをj-stageやらなんやらに手打ちしてくのはブルシットジョブではある。 https://t.co/gylAbE0OUT
"問題なのは,この機械可読性から人間可読性に変換する方が,人間可読性から機械可読性に変換するよりはるかに容易だということである。" https://t.co/YU1FscXzlv
"間可読性から機械可読性の時代へ XML組版への製作現場からの提言" https://t.co/YU1FscXzlv
人間可読性から機械可読性の時代へ→ http://t.co/twfc1J9bbx
中西さん。 / 他1コメント http://t.co/hWPJVTcUNY “人間可読性から機械可読性の時代へ XML組版への製作現場からの提言” http://t.co/Zcluhkl1JH
中西さん。 / 他1コメント http://t.co/hWPJVTcUNY “人間可読性から機械可読性の時代へ XML組版への製作現場からの提言” http://t.co/Zcluhkl1JH
“From human readability to machine readability : A proposal from a creator and publis…” http://t.co/FPKBr4hxUB #science #university #エレクトリック
元若旦那 RT @MurakamiShinyu 機械可読性と人間可読性の両立を。学術雑誌組版にAH Formatterを活用いただいてる中西印刷の中西専務の論文→「人間可読性から機械可読性の時代へ XML組版への製作現場からの提言」http://t.co/WtfAmJzDVw
機械可読性と人間可読性の両立を。学術雑誌組版にAH Formatterを活用いただいてる中西印刷の中西専務の論文→「人間可読性から機械可読性の時代へ XML組版への製作現場からの提言」http://t.co/xW7xk89Fms

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