著者
永野 博
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.59, no.3, pp.147-155, 2016-06-01 (Released:2016-06-01)
参考文献数
4

インダストリー4.0は,急激に発展してきた情報通信技術が製造技術と融合して起こる第4次産業革命に積極的に対応していくための政策である。ドイツはこの政策により,ソフトウェア分野に強い米国に負けることなく,自国製造業の世界での持続的発展の実現に狙いを定めている。ビッグデータを取り扱う技術の進展は単なる産業の革命ではなく,あらゆる社会システムの変革を迫るものであり,インダストリー4.0は社会のシステムをすべて変革する導火線となろう。しかし,どのような世界に直面するのかは想像しにくい。インダストリー4.0は国民に次の世界は何かを考えさせ,それに対応するのではなく,それを作る過程に参画し,そこから率先して裨益することを目的とした政策といえる。

言及状況

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"そのうちの「ITを活用した省エネルギー」と「未 来の労働形態・組織」という2つが合体して「インダ ストリー 4.0」が成立したものである"

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「情報管理」2016年6月号 インダストリー4.0は何の革命か ビッグデータ,オープンデータの動きと軌を一にする社会システム革命の始まり ドイツにおける、情報通信と製造技術の融合による「第4次産業革命」を永野博氏が解説します https://t.co/aoCaIkKjhr

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