著者
池上 高志
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.60, no.11, pp.809-813, 2018-02-01 (Released:2018-02-01)
参考文献数
8

インターネットという情報の巨大な伝送装置を得,おびただしい量の情報に囲まれることになった現代。実体をもつものの価値や実在するもの同士の交流のありようにも,これまで世界が経験したことのない変化が訪れている。本連載では哲学,デジタル・デバイド,サイバーフィジカルなどの諸観点からこのテーマをとらえることを試みたい。「情報」の本質を再定義し,情報を送ることや受けることの意味,情報を伝える「言葉」の役割や受け手としてのリテラシーについて再考する。第9回は,生命進化の観点から情報を考える。いま世界のいたるところで,人工システムが生命的な様相を呈している。単なる自己複製にとどまらない人工生命化。その進化の先にある世界とは。

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エラーカタストロフについてググってたら出てきた記事。 チューリングマシン的なものを使った進化シミュレーションの実験とかあったなあ。小さい頃に何かの記事で見て、すごい心惹かれたの覚えてる。複雑系とかの本読み漁ってたな…懐かしい… https://t.co/Nn5ijB64Hf
J-STAGE Articles - 「情報」とはなにか 第9回 ■情報×生命進化:コピーされるもの・継承されるもの https://t.co/dLoG1DS8Y4 #字引 エラー·カタストロフの議論あり。
@orientis312 エラーカタストロフ論の主張するところは、 エラーが多すぎると適応度の高い遺伝子がきちんと選ばれなくなるということのようです。適応が通用しない状態なのならば自壊は捉えられることになります。 https://t.co/guzXXY79C7 児玉先生はふわふわした事言うのやめたほうがいいと思います
@influenzer3 https://t.co/xigY4JfWpP エラーカタストロフ
@hichachu エラーカタストロフの限界を超えたされる今の変異株はこちらでいう準種にあたるのでしょうか? https://t.co/Bi7hs8iWp1 https://t.co/SO2Cs9Fc91
人口生命の池上高志先生の解説記事。 エラーカタストロフ、人工的な自己複製の話が面白い。 「情報」とはなにか 第9回 ■情報×生命進化:コピーされるもの・継承されるもの https://t.co/e7B28V9Xmc 「理論としての複製」の相転移したときがシンギュラリティ、スカイネットが自我に目覚めるとき? https://t.co/wXjd8SSadw
「情報管理」2018年2月号 連載「情報」とはなにか 第9回 ■情報☓生命進化 コピーされるもの・継承されるもの 池上高志氏が生命進化の視点から考える。生命=自己複製を超えて、いまコンピューター同士のつながりによる共生進化が実現しつつある https://t.co/zLYI1fqYPc https://t.co/sg1Uu2EcNU

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