著者
宮廻 正明
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.60, no.12, pp.845-854, 2018-03-01 (Released:2018-03-01)
参考文献数
3

人類の共通財産である文化財は,保存と公開のバランスや紛争による破壊,流出の問題に直面している。文化財は唯一無二の存在であり,その真正性は本来,複製が不可能であるが,東京藝術大学ではアナログ技術とデジタル技術を混在させることで,オリジナルの質感,形状,素材,色彩,文化的背景までをも再現する「クローン文化財」の技術を開発し,特許権を取得した。本稿ではクローン文化財の開発目的と意義,今後の展望について,(1)日本文化の特質,(2)芸術のDNA,(3)クローン文化財の制作手法と展示例,(4)平和外交への活用,という4点から述べる。

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「情報管理」2018年3月号 「芸術のDNA」を模写する復元技術:高精度クローン文化財制作 東京藝大はオリジナルの質感をも再現する「クローン文化財」の技術を開発した。制作の背景、制作手法と展示例、平和外交への活用例を宮廻教授が解説… https://t.co/DYohqnpxHo

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