著者
瀧ノ上 正浩
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.60, no.9, pp.629-640, 2017-12-01 (Released:2017-12-01)
参考文献数
15

本稿では,近年,研究が発展している「分子ロボティクス(分子ロボット工学)」について,基礎から最新の動向まで解説する。分子ロボットは,情報分子DNAを利用したナノテクノロジーであるDNAコンピューター・DNAメモリー・DNAナノ構造形成等の生体分子情報技術を基礎にしており,生体内での計算や,診断・治療,人工細胞構築,大容量分子メモリー,脳型コンピューター開発などへの応用が期待されている。DNAにあまり触れたことのない読者を想定し,本分野を理解するために必要なDNAナノテクノロジーやDNAの塩基配列設計の基礎を簡潔に説明した後,最近の注目研究の動向に加え,われわれの研究グループが近年研究を進めている,DNA分子とマイクロ水滴を利用した,細胞型分子ロボット(人工細胞)の構築を詳しく解説する。

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デトロイトのブルーブラッドを見てこれを思い出してた https://t.co/FSvbVSblTE
分子ロボット できたらすごいです。 https://t.co/NrEUQoYez4
J-STAGE Articles - 生体内で働く分子ロボットの実現へ:情報媒体としてのDNA分子とDNAコンピューティング https://t.co/anfLea420k
生体内分子ロボットの研究とか勉強とかどうやれば良いんだろう。 https://t.co/cn5STsSzMd
「情報管理」2017年12月号 生体内で働く分子ロボットの実現へ 情報媒体としてのDNA分子とDNAコンピューティング 分子ロボティクスの基礎から最新動向まで解説する。DNA分子を利用した細胞型分子ロボットの構築を紹介する… https://t.co/Rsc0GevvJg

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