著者
大野 勘太 川俣 祐李菜 友利 幸之介 澤田 辰徳
出版者
一般社団法人 日本作業療法士協会
雑誌
作業療法 (ISSN:02894920)
巻号頁・発行日
vol.40, no.2, pp.178-185, 2021-04-15 (Released:2021-04-15)
参考文献数
13

上肢整形外科疾患患者に対する作業を基盤とした実践(Occupation-based practice)の有効性を検証することを目的に,システマティックレビューとメタアナリシスを実施した.PubMed,Web of Scienceを使用し全335編を精読し,4編が適合論文となった.機能障害を測定する効果指標においては,対照群との有意な改善は認められなかった.一方で,Disability of the Arm, Shoulder, and Handやカナダ作業遂行測定など,活動・参加を測定する効果指標において有効性が認められた.本研究から,上肢整形外科疾患患者に対する作業に焦点を当てた介入の効果が示唆された.

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以前、少し話題になったOBPの定義が世界中のOT間で定まってないのはエビデンスを明らかにする上ではマイナスになっているような。 多様性があるのは強みにもなっているんだろうけど。 J-STAGE Articles - 上肢整形外科疾患患者に対する作業を基盤とした実践の効果 https://t.co/Tkpxq2cg24
これは面白い研究。 整形外科疾患を対象とした研究の少なさは今後の課題ですが、OBP群がDASHやCOPMの結果が良いと言う結果は自身の臨床ともマッチする気がします。 J-STAGE Articles - 上肢整形外科疾患患者に対する作業を基盤とした実践の効果 https://t.co/waZLNeEebP
活動参加領域とQOLで結果が出てたのはすごいと思ったけど、ROMでも上肢の操作性では優位な結果なしかー 薄々思ってたけど、はっきり結果に出るとやっぱなーとはなる。機能面で結果を評価する風潮が強い職場だと、OTの地位向上は遠い話やね https://t.co/f0iABNJ1Z6

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