著者
讃岐 亮 吉川 徹 饗庭 伸
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.42.3, pp.481-486, 2007-10-25 (Released:2017-02-01)
参考文献数
12
被引用文献数
1

近年日本では、大規模商業施設が田園地域の真只中に立地している現象が多く見られる。本研究はこの現象に対する理論モデルを作成することを目的とする。そのため本研究では、2つの都市中心とその中間の地域における立地ポテンシャル優位性の逆転に焦点を当てた、商業施設の立地モデルを提示する。このモデルは自動車移動可能性と人口分布という2つの変数とするものである。立地ポテンシャルは二乗距離の指数関数によって表される。このモデルを、2001年開業の大規模ショッピングセンターが中間地域に立地する酒田市・鶴岡市の地域に適用し、適合性の高い結果が得られた。

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イオンモールがコンパクトシティ論者にとって忌み嫌われる理由は、既存都市を超広域商圏で双子都市化させたあげく、都市圏内の拠点性を曖昧にさせるというのなら納得できる。 立地ポテンシャル優位性の逆転に着目した双子都市の中間における商業施設立地モデル https://t.co/6yDrWajSPA
庄内2大都市の間にロードサイド商業集積が形成されるの、ザ・モータリゼーションという感じで好き https://t.co/c1qTxYcZZI

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