著者
コット ミッシェル 小林 一郎
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木史研究 (ISSN:09167293)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.363-374, 1995-06-09 (Released:2010-09-28)
参考文献数
44

フランスの産業革命は1820年代に始まったとされる。本論文は、マルク・スガンのフランスにおける技術革新と技術移転についてまとめたものである。この時期の彼の功績の主なものは、1. 鉄線によるケーブルの発明、2.水中コンクリート及び鉄筋コンクリートの先駆的な使用、3. 円筒ボイラーの使用、4.フランスにおける最初の貨車及び機関車の製作等である。本論文では、これらについて詳述し、これまであまり評価されることのなかった土木人としてのスガンの全体像と土木史上の功績についてまとめる。なお、本研究は新しい試みとして、フランスの科学史研究者と日本の土木構造の研究者とのマルク・スガン及びフランス吊橋史に関する一連の共同研究の序論として位置づけられるものである。

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産業革命による蒸気機関の英国からの技術移転の変遷がフランス工学者マルク・スガンに関する論文で読み取れる。当時にあった「ニーズ」は動力と織物の機械化だったのだ。長大吊橋、さらに船牽引用ワイヤーケーブルの検討などには数学の知識が用いられている。  https://t.co/rnLC4KCTaD
なにこれめっちゃ面白い "イノベーション"の化身やんけ 1815年から35年の間のマルク・スガンにおける技術革新と、技術移転について"  https://t.co/rnLC4KCTaD 思う通りに行かなかったモノが、別のに、使えたり金になる方を選んだり、外国から使えるものは使ったりしてるのでとても参考になる

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