著者
竹林 征三 今井 範雄
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木史研究 (ISSN:09167293)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.409-423, 1995-06-09 (Released:2010-06-15)
参考文献数
15

近江の国は、太占より人々が住み、人間の活動の跡が多く遺跡として多く残されている。遺跡の多くは琵琶湖周辺に位置し、人々との関わりの歴史が文明と共に始まったことが伺える。近江には古くから異常気象や天変地異等に関する記録が残されている。湖周辺の多くの旧家に伝わる古文書等には洪水による災害の記録が多く記されている。本小文は、占文書や各地に残されている痕跡から歴史洪水の記録を調べると共に、明治以降については、気象状況被害の状況等について統計的に整理し、更には明治29年の大水害を、昭和58年の土地利用状況にあてはめ想定被害状況の比較考察を行った。

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@ririka_YDTMG https://t.co/0pPLUhitSP によりますと、上流の瀬田川の流量は明治時代の治水工事で4倍(琵琶湖の水位が標準のとき)に激増したようです。 そして「宇治川の戦い」があった2月はまだ冬、琵琶湖の水位は標準より低かったかもしれません。と言うわけで、なんとか騎馬でなら渡れたのでは?

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編集者: JuthaDDA
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2021-06-24 23:40:47 の編集で削除されたか、リンク先が変更された可能性があります。

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