著者
松本 修一 朴 泰輝 川嶋 弘尚
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木計画学研究・論文集 (ISSN:09134034)
巻号頁・発行日
vol.27, pp.991-998, 2010 (Released:2017-11-29)
参考文献数
11
被引用文献数
3 3

地球温暖化対策の一手法として,自動車から排出される二酸化炭素量をエコドライブ走行を行うことによって削減しようという試みがある.エコドライブ走行は,発進時における緩やかな加速や,走行時の加減速を減らすなどの運転行動によって低燃費を実現する手法である.エコドライブ走行の有効性に関する検討は,単一車両による評価がほとんどであり,複数台の車群に関しては未だ不十分である.本研究では,ドライビングシミュレータと交通シミュレータを相互接続した実験環境を用いて,一般街路における車両追従時のエコドライブ走行が燃料消費量削減に与える影響などを定量的に評価する.

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ふんわりアクセルより、ある程度エンジン回して加速した方が燃費が良い根拠はこちら https://t.co/RmEj1fapLs 一文だけ抜粋するけど、余裕がある人は全文見てね。 「日本式エコドライブでは、交差点間隔が狭い場合、燃料消費率が改善されるという結果にはならなかった。」
ドイツで運転を教える時は2速で一気に巡航速度まで上げるよう教えるそうで。 実際、ゆっくり加速(日本式エコドライブ)するのと、スパッと加速してすぐ巡航速度に入る(ドイツ式エコドライブ)運転を比較すると、後者のほうが燃費のいいケースが少なからずあるとか。 https://t.co/ukcR3zDFHD https://t.co/jGU0ZPlwMb
ちなみに、日本のような道路環境でもドイツ式加速法が燃費で優れる可能性を示唆する論文もあるよ。 ※優位性はみられないと書かれている エコドライブ走行の燃料消費率低減効果に関する研究 https://t.co/RmEj1eSgxk

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