著者
川守田 拓志
出版者
日本眼光学学会
雑誌
視覚の科学 (ISSN:09168273)
巻号頁・発行日
vol.35, no.1, pp.1-7, 2014 (Released:2014-07-17)
参考文献数
15
被引用文献数
1

光学性能評価法は,点像強度分布関数(PSF)や変調伝達関数(MTF)など様々あり,眼球光学系のコントラスト伝達特性と視覚系全体のコントラスト伝達特性を意識して評価する必要がある。眼球光学系のMTFと網膜中枢系の閾値関数から視力を推定することができる。デフォーカス時にはMTFが低下し,偽解像という視力やコントラスト感度の変動に影響する現象が発生する。光学シミュレーションを用いて,この偽解像が視力に与える影響を検証する。

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@PACIFICA612 @light_bucket18 @tcghe 視覚系のMTFはこの辺 https://t.co/xKqerUzPPa https://t.co/H5CB1DfPJi https://t.co/OXWamEeFfH にありますが、一般的な光学系のMTFと違って低周波側で低下があります。MTFは単純な周期パターンで計測されるのでそのまま適用はできませんが、木星の縞模様が見やすい倍率の概算とかには有効、かも?
@ONIONI_abc @ysmemoirs ファ?! 調べてみたら、確かにそのレイリー限界による縛りが一番きびしいみたいですね シンプルにレンズ特性と瞳孔直径から視力2前後が限界だろうと。 https://t.co/NrKJ93fwVF 情報ありがとうございます! こいつは解決のようですね
J-STAGE Articles - 光学入門 眼球光学特性から考える視力の推定と偽解像の影響 https://t.co/1HdK4mW9Dt

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