著者
宮崎 早季
出版者
国立大学法人 琉球大学島嶼地域科学研究所
雑誌
島嶼地域科学 (ISSN:2435757X)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.17-37, 2022 (Released:2022-06-30)

本稿では,1989年から2022年にハワイで開催された「追憶の日」イベントを通した,ハワイ日系人の戦争記憶の共有・継承の試みを明らかにする。ハワイでの最初のイベントは,1989年に開催された。90年代から00年代前半は主にアメリカ合衆国本土西海岸の収容の記憶が,2006年以降は,ハワイのホノウリウリ収容所の記憶がイベントのテーマとされた。一方,ハワイから本土の施設に送られた人々や自宅から追い出された人々の経験や,ハワイ日系人のほとんどが経験した戒厳令下の生活は,あまり語られていない。本土西海岸で始まった「追憶の日」イベントを,本土西海岸の影響を受けながらも継続しようとするハワイ日系人のイベントの変容を描く。

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「ハワイ日系人の戦時強制立ち退き・収容・抑留記憶の継承の試み: 1988年~2022年の「追憶の日」イベントの変遷」『島嶼地域科学』3巻 pp. 17-37 ハワイ日系人の戦争立ち退き・収容・抑留経験の想起・継承の試みを1989年から2022年を対象に考察しました。 https://t.co/TNwNjz0viq
ちなみに、追憶の日に関する拙稿を、昨年島嶼地域科学に掲載いただきました。バイデン大統領の昨年の声明にも冒頭で少しだけ触れています。https://t.co/TNwNjz0viq

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