著者
細川 由梨
出版者
一般社団法人 日本アスレティックトレーニング学会
雑誌
日本アスレティックトレーニング学会誌 (ISSN:24326623)
巻号頁・発行日
vol.7, no.2, pp.201-207, 2022-04-30 (Released:2022-06-05)
参考文献数
19

労作性熱射病の予後は中枢神経障害を伴う深部体温40°C以上の状態が30分以上続くと悪化するとされている.そのため病院搬送前から積極的な治療をすることが望ましいが,日本においては医療制度の観点から病院外での治療の実践が極めて困難な実態がある.他方で大型スポーツ大会においては本邦においても医療者が現場に配属していることから,その特性を活かせば労作性熱射病のプレホスピタル対応の実践が可能な場合もある.

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@machida_mayuyu 読まれているかもしれませんが、細川先生の参考になる論文はこちらです
あの灼熱の大会の中で熱射病による重症者がいなかったってのはホントに評価されるべき。そして日本でも法改正のもとATにもっと権限と責任を!今の法律では出来ることも少なければ、負うべき責任も少ない https://t.co/BJlNh7SAUW
急に暑くなるこれからに向けて対策や準備を怠らずに 規模がそこまで大きくない現場でもより効果的に対応できる方法を探します https://t.co/lartwtf1Sr

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