著者
齋藤 裕
出版者
特定非営利活動法人 日本バイオインフォマティクス学会
雑誌
JSBi Bioinformatics Review (ISSN:24357022)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.12-17, 2020-09-30 (Released:2020-10-05)
参考文献数
14

タンパク質、RNA、DNAは、いずれも配列構造をもつ分子であり、配列を変異させることでその機能を改変できる。生体分子の機能改良は配列空間の探索問題であり、機械学習などの情報科学的手法が威力を発揮する。抗体の結合親和性、酵素の反応活性、mRNAの翻訳効率、プロモーターDNAの転写活性など、様々な生体分子の機能改良において、機械学習の有効性が示されてきた。本稿では、機械学習による生体分子の機能改良について、筆者の研究やその他の研究事例を紹介する。

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