著者
茶木 茂之 Dario Doller Jeffrey Conn Andrzej Pilc
出版者
日本生物学的精神医学会
雑誌
日本生物学的精神医学会誌 (ISSN:21866619)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.65-68, 2014 (Released:2017-02-16)

近年,グルタミン酸神経機能異常が統合失調症およびうつ病の病因である可能性が示唆され,グルタミン酸神経系をターゲットとした創薬が注目されている。グルタミン酸受容体の中で,代謝型グルタミン酸(mGlu)受容体は,受容体サブタイプ選択的なリガンドを用いた薬理研究および受容体の脳内分布などから,統合失調症およびうつ病との関連が示唆されている。特に,mGlu2/3 受容体および mGlu5 受容体はこれら精神疾患治療の有用なターゲットとなり得ることが前臨床および臨床の結果から期待されている。さらに,最近の薬理研究の結果から,mGlu4 受容体の統合失調症への関与も示唆されている。 本シンポジウムにおいて,上記 mGlu 受容体リガンドの統合失調症治療薬およびうつ病治療薬としての可能性を主に前臨床研究の結果を基にご紹介頂いた。

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明日の自分へメモ:NMDA受容体遮断とmGlu2/3遮断は多分どっちもAMPA需要謡を活性化させるのでこれ読んどけ(ケタミンもちょっと書かれてる) グループⅠおよびグループⅡ代謝型グルタミン酸受容体リガ ンドの統合失調症およびうつ病治療薬としての可能性 https://t.co/oVuRdjBK0c

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