著者
寒川 旭
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集C (ISSN:1880604X)
巻号頁・発行日
vol.64, no.3, pp.672-679, 2008 (Released:2008-08-20)
参考文献数
30
被引用文献数
1

本稿では,地震考古学の研究によって得られた成果の概要を紹介する.まず,液状化現象について,噴砂の流出に伴う礫や砂の級化や地層の流動など,遺跡で得られた新しい知見を示した.また,液状化現象の痕跡を強震動の証拠と考えて,南海トラフから発生する巨大地震の発生年代の解明に用いた.内陸地震については,活断層のトレンチ調査や文字記録に地震痕跡を加えて解釈することで地震の全体像が把握できる.さらに,千数百年前頃に各地に築造された古墳については,地滑りなどの地変を量的に検討できる.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (2 users, 2 posts, 0 favorites)

J-STAGE Articles - 考古学の遺跡に見られる地震痕跡 https://t.co/JXfYW1sXCv
@KanabunGilles @kobeshinbun https://t.co/4wFIOZV9 寒川旭 『考古学の遺跡に見られる地震痕跡』  「秀吉を襲った大地震―地震考古学で戦国史を読む」(平凡社新書)の人。

収集済み URL リスト