著者
小川 健
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集D2(土木史) (ISSN:21856532)
巻号頁・発行日
vol.76, no.1, pp.32-50, 2020 (Released:2020-02-20)
参考文献数
49

針尾無線塔は,日露戦争において無線通信の重要性を認識した旧日本海軍が,1918(大正7)年に着手し,1922(大正11)年に完成させた構造物である.最近,コンクリート構造物の劣化が深刻な社会問題となっているなか,この無線塔は約100年を経た現在でも,ひび割れ,鉄筋の腐食もなく健全な姿を維持している.ところが,施工方法は現存している数枚の写真以外よく分かっていない.ただ,この貴重な遺産を構築した建造技術は,後世に継承されなければならない.そこで,これらの写真やコンクリート表面に残る現象および当時の文献を分析した結果,外側の吊足場を上下移動させて施工する方法や,中練コンクリートを使用した搗固法による締固方法が明らかになった.そして,この搗固法は緻密なコンクリートを生成し,中性化の抑制に有効であることが検証された.

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プレストレストコンクリートでもないのに非常に頑丈…日本の当時の建築技術の最高峰ではないだろうか https://t.co/EHq0OHNlME https://t.co/jMirU2a9gg
詳しい建設方法は下記参照。なかなか読み応えがあります。バベルの塔かよってなりますねw https://t.co/QHVs1RmGmD
1922(大正 11)年に完成した重要文化財「針尾無線塔」の施工方法の考察 https://t.co/cJgUm08QrS 正直、こういう資料読みだすとその日はもう戻って来れない。
長崎の有名なコンクリート建造物。高さ4.7mの脚立作業(推定)とかあって、現代なら現場猫案件だ… #今日の論文 『1922(大正11)年に完成した重要文化財「針尾無線塔」の施工方法の考察』 https://t.co/Xn46QGX4Eh
J-STAGE Articles - 1922(大正11)年に完成した重要文化財「針尾無線塔」の施工方法の考察 https://t.co/dnMWVyDQ3A この報告は読んでみたいな。 行ってコンクリートのお肌をすりすりした人は分かると思うが、この無線塔のコンクリートは非常に石っぽいんだよな。
1922(大正11)年に完成した重要文化財「針尾無線塔」の施工方法の考察 https://t.co/boSGgZQAZM ムムム、面白そうだけど読めない(*´Д`)

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