著者
小川 圭一 宮本 達弥
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集D3(土木計画学) (ISSN:21856540)
巻号頁・発行日
vol.68, no.5, pp.I_883-I_892, 2012 (Released:2013-12-25)
参考文献数
5
被引用文献数
1

近年,都市交通手段としての自転車が見直されてきており,環境負荷の低減のため,自動車から自転車への交通手段転換の促進が期待されている.一般に,都市内においては5km程度以内の距離帯であれば自転車の所要時間がもっとも短いとされており,自転車利用の促進が期待される距離帯であるとされている.しかしながら,これは大都市都心部を想定した各交通手段のサービス水準にもとづいたものであり,地方都市や郊外地域においては各交通手段のサービス水準が異なることから,有効な距離帯は異なると考えられる.そこで本研究では,京都市中京区,京都府向日市,滋賀県草津市の3地域における各交通手段のサービス水準にもとづき,地方都市の実状に応じた自転車利用促進のための有効な距離帯の算定と比較をおこなう.

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その他、PDF 地方都市における自転車利用促進のための有効な距離帯に関する地域比較分析 https://t.co/xMcFaO5N02 「大田区自転車等利用総合基本計画 3章 自転車の位置付け」https://t.co/xv6eMhr73s
https://t.co/RIxE6z7fuF このバスの役立たなさ(もちろんこの研究で見ている時間軸じゃなければ話は変わるんだが)を見る感じ、確かにBRTの認識が違ったものになるのはやばいんじゃないかと思うんだよね、私も

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