著者
青木 達也
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集D3(土木計画学) (ISSN:21856540)
巻号頁・発行日
vol.73, no.5, pp.I_331-I_344, 2017 (Released:2017-12-27)
参考文献数
16

本研究は足尾銅山の通洞地区にある選鉱所について,明治から大正前期の時代までの変遷と関連遺構を明らかにしようとするものである.既往の二次史料に加えて,このたび実施した史料調査によって得られた一次史料の内容を考証した結果,これまで明らかとなっていなかった通洞選鉱所の創業年代や移転年代およびそれらの位置のほか,有越索道,新梨子竪坑,新梨子斜坑,足尾鉄道との関係も明らかにすることができた.さらにこの知見に基づき遺構の残存状況を調査した結果,施設が存在していた箇所を推定するとともに残存状況を把握することができた.本研究で纏められた成果が今後の詳細調査へと引き継がれれば,これまで困難とされていた通洞選鉱所の産業遺産としての価値づけが可能になる.

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足尾銅山通洞選鉱所の変遷と遺構に関する研究-明治から大正前期まで-(2017) https://t.co/w1x7oBlimJ 明治10年に足尾銅山の経営を引き継いだ古河市兵衛を創業者とする現在の古河機械金属株式会社から、大量の一次資料が公開されたことにより研究が大きく進んだとの由
@mamu_610taka 気になって検索してみました 4-6ページあたりを… https://t.co/AIkp34vblp

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