著者
鈴木 一博
出版者
日本臨床免疫学会
雑誌
日本臨床免疫学会会誌 (ISSN:09114300)
巻号頁・発行日
vol.39, no.2, pp.96-102, 2016 (Released:2016-05-20)
参考文献数
41
被引用文献数
1 6

神経系がなんらかの形で免疫系を制御していることは古くから指摘されてきた.しかし,神経系からのインプットが免疫系からのアウトプットに変換されるメカニズムは長らく不明であった.今世紀に入り,自律神経あるいは感覚神経が免疫系を制御するメカニズムが分子レベルで明らかになりつつある.自律神経系の主要な神経伝達物質であるアセチルコリンとノルアドレナリンが,多様な分子機構を介して免疫応答とそれにともなう炎症反応の制御に関与していることが明らかになった.また,自律神経系の活動性の概日リズムが免疫応答の日内変動を生み出すことも明らかになっている.本総説では,自律神経系による免疫応答の制御機構に焦点を当て,その炎症における役割について最新の知見を紹介する.

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「アセチルコリン ノルアドレナリン」でググったら、こんなんあった。https://t.co/9DnaB3e36b https://t.co/KhPipcsoPp
自律神経系による炎症の制御 https://t.co/vEzceZUsKw
@snake_eyes11_11 そうみたいですね。 https://t.co/InTRTgfIaa 海外から報告あった、第一世代の抗ヒスタミン薬が後遺症に効くのは、抗コリン作用は関係なくそれ以前の問題?難しいですね…
アセチルコリンと抗炎症 https://t.co/ZOS1xdSauw
@kojija 必要なのは免疫力ではなく免疫抑制力、免疫制御力の改善が重要ですね。 アドレナリン過剰も問題ですがノルアドレナリン不足がもっと大きな問題でしょう。 https://t.co/tSGRPCG2HD
自律神経系の主要な神経伝達物質 であるアセチルコリンとノルアドレナリンが,多様な分子機構を介して免疫応答とそれにともなう炎症反応の制御 に関与している 迷走神経と コリン作動性抗炎症経路の活性化とか https://t.co/GCa2j1jrUa
参考に https://t.co/dQtyhwGcuD

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