著者
川島 和夫
出版者
一般社団法人 植物化学調節学会
雑誌
植物の生長調節 (ISSN:13465406)
巻号頁・発行日
vol.42, no.1, pp.100-106, 2007-05-31 (Released:2017-09-29)
参考文献数
134
被引用文献数
1

界面活性剤を主成分とする展着剤の現状及び界面活性剤に関する最近の文献を中心にまとめ,界面活性剤の植物に及ぼす作用性を考察した.界面活性剤が植物に及ぼす作用として植物毒性,微細構造変化及びクチクラ膜の透過性などが挙げられるが,農薬の効力増強作用を解析する目的で検討されている.葉面上及び葉面内における作用機作が究明される中,特に非イオン性界面活性剤の活性化作用については(1)農薬の投与量と物理化学的な性状,(2)界面活性剤の投与量と物理化学的な性状,(3)標的植物の特性の3要因が複雑に相互作用するものと推察される.その活性化作用の解析により,製剤施用技術を向上させ環境保全型農業への貢献が期待できる.

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植物と界面活性剤(洗剤、シャボン玉の仲間)に関する論文あった。活性剤の種類にもよるんだろうけど少量なら農薬に添加される例もあるみたいね。シャボン玉は陰イオン系なはず。PDFで全部見られるよ(じっくりは読んでない » 界面活性剤の植物に及ぼす作用性と利用 https://t.co/SWNYQ0InKu

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