著者
岡島 尚志
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.3, no.4, pp.370-374, 2019-12-16 (Released:2019-12-16)
参考文献数
5

2018年4月にわが国6番目の国立美術館組織として誕生した国立映画アーカイブについて、組織の構造と名称の由来を述べ、映画フィルムの収集に関する“網羅的”な原則とそれを実現するための多年にわたる努力、対象となる自国映画遺産の巨大な量などを論じる。また、映画保存の観点からフィルムアーカイブに相応しい上映番組の在り方や、コレクションの利活用に関して期待されるデジタル・アーカイビングの方向性について分析し、世界のアーカイブ・コミュニティで、復元の倫理を逸脱するものとして問題視されている“スーパーエンハンスメント”についても短く言及する。

言及状況

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「デジタルアーカイブ学会誌」 2019年第4号 [特集:映画の保存とデジタルアーカイブ] 国立映画アーカイブ:その現状と展望. 岡島 尚志 https://t.co/3T8d8VEMDa

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