著者
赤木 佳寿子
出版者
日本保健医療社会学会
雑誌
保健医療社会学論集 (ISSN:13430203)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.33-39, 2018-07-31 (Released:2019-08-08)
参考文献数
7

かかりつけ薬局・薬剤師や健康サポート薬局など近年は薬剤師の役割についての議論が活発である。特に地域包括ケアシステムの中での薬剤師は従来からの仕事である医薬品の販売や調剤とは異なる在宅業務などの仕事も期待されている。本稿では従来の薬剤師を「正しい薬の供給者」と定義し、それに対して地域包括ケアの中での薬剤師を「患者のQOLの向上を目指す薬物療法に責任を持つ医療者」と再定義した。再定義される薬剤師はその立場を「供給者」から「医療者」に、その業務は対物から対人に、その目的は正しい薬の規格管理から患者のQOLの向上という規格やマニュアルでは決められないものに変化している。

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公開されるのを待っていました 気づかなかった 赤木佳寿子氏の論考 【保健医療社会学論集 (29)1 P33-39,2018】 (特集 生活モデルに基づいた地域包括ケアを目指して) 地域包括ケアシステムにおける薬剤師の役割 —薬剤師の再定義— https://t.co/QwZi4ZwHP0 https://t.co/2A6X5zJkyv
公開されるのを待っていました 気づかなかった 赤木佳寿子氏の論考 【保健医療社会学論集 (29)1 P33-39,2018】 (特集 生活モデルに基づいた地域包括ケアを目指して) 地域包括ケアシステムにおける薬剤師の役割 —薬剤師の再定義— https://t.co/QwZi4ZwHP0 https://t.co/2A6X5zJkyv

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