著者
工藤 彰 村井 源 徃住 彰文
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.20, no.2, pp.135-140, 2010-05-15 (Released:2010-07-10)
被引用文献数
1 1

近年,文学や音楽,美術,映画,漫画等のさまざまな芸術を研究するにあたって,微細なデータを扱い,一貫性を有した科学的分析手法に基づいたフィクションの研究に注目が集まっている.本研究では,文学テクストの表層に見られる語彙を作家の文体的特性が宿る最小の構成要素とみなし,作風の変遷を計量的に明らかにすることを目的としている.対象としたデータは,現代の日本文学を代表する小説家村上春樹の長篇とし,そのテクスト中から抽出した語彙を品詞と意味カテゴリーに分類したのち,それぞれクラスター分析を用いて近似的な作風を持つ作品群を明示化した.その結果,品詞分類からは「初期三部作」をはじめとした通時的な区分によってのクラスターが,また意味分類からは「初期三部作」の続篇とも呼ばれる一作品を含んだ「鼠四部作」のクラスターが形成された.

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https://t.co/zIA8yp520f 内容については詳しく分かんないんですが、こういうのやっぱりテーマとしてあるんだな〜ってなった 面白いね
③"計量分析による村上春樹文学の語彙構成と歴史的変遷." 工藤彰, 村井源, and 徃住彰文. 情報知識学会誌 20.2 (2010): 135-140. https://t.co/K0vke0INWC
工藤彰・村井源・徃住彰文「計量分析による村上春樹文学の語彙構成と歴史的変遷」 http://t.co/p76qqpf25z (PDF)
『風の歌を聴け』は54761字らしい。約136枚相当。瑣末な事柄だけど本腰据えて研究するならやっぱこういう基礎データも欲しいよなぁ。(http://www.jstage.jst.go.jp/article/jsik/20/2/135/_pdf/-char/ja/)
『風の歌を聴け』は54761字らしい。約136枚相当。瑣末な事柄だけど本腰据えて研究するならやっぱこういう基礎データも欲しいよなぁ。(http://www.jstage.jst.go.jp/article/jsik/20/2/135/_pdf/-char/ja/)

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