著者
何 宝年
出版者
JSL漢字学習研究会
雑誌
JSL漢字学習研究会誌 (ISSN:18837964)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.66-75, 2012-03-20 (Released:2017-05-26)
参考文献数
21

中日同形語の語義相違の要因はいろいろあるが,根本的な要因は「環境」と「漢字の意味の多様性」と「漢字の造語力」にあると思われる。環境的な要因として,「自然環境や人文環境の違い」「政治制度の違い」「言語政策」「科学技術の発展」「外来文化の影響」などが挙げられる。言語間の翻訳や借用のとき,意味用法が固定されやすいが,同形語の意味の特化は日本語の表記の多様性にも関係していると思われる。

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@kan3kur3chann3l @cicada3301_kig 日本語云々について言うと、 「魚」の、字義、(食)肉一般、であるようです。 現代中国語でも、「魚肉」は、獣肉をも意味するそうです。 ツイ主、そういう趣旨で、「魚」と書いた? 中日同形語の 語義相違の要因 - j-stage https://t.co/G9G229cz3O
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