著者
神人 正寿
出版者
特定非営利活動法人 日本レーザー医学会
雑誌
日本レーザー医学会誌 (ISSN:02886200)
巻号頁・発行日
vol.43, no.4, pp.275-278, 2023-01-15 (Released:2023-01-15)
参考文献数
15

本邦でも乳児血管腫に対してプロプラノロールが使用可能となり,それまで治療に難渋してきた生命や機能を脅かす病変,多発・広範囲の病変,増殖が急激な病変,皮下型の病変,潰瘍を形成する病変などに対する治療選択肢が広がった.一方,生後5.5~7.5週でもっとも急速に増大し,5ヶ月までにピーク時の80%の大きさに達するとされる本腫瘍に対し,プロプラノロール治療介入のタイミングに関してはいまだ臨床現場において完全には意見が定まっていない.本稿では乳児血管腫に対するプロプラノロール治療の考え方とそのタイミングについて,最新の議論を紹介したい.

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機会があるときに一番できることは, 学ぶことかと 2022年早期公開の総説. 「乳児血管腫のプロプラノロール治療のタイミング」 臨床現場で意見が定まっていない治療介入のタイミングについての最新の議論 https://t.co/z2eZedwtey

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