著者
鴻巣 章二 柴生田 正樹 橋本 芳郎
出版者
公益社団法人 日本栄養・食糧学会
雑誌
栄養と食糧 (ISSN:18838863)
巻号頁・発行日
vol.20, no.3, pp.186-189, 1967-09-30 (Released:2010-02-22)
参考文献数
11
被引用文献数
2 4

採取直後のアサリでは採取時期や個体の大きさの相違によって, 有機酸含量に大きな差はみられなかった。コハク酸含量は常に40mg%以下で, 文献値に比ベて著しく低かった。しかし, 採取後貝を空中に放置すると, コハク酸は時間経過とともに増加してゆき, 特に夏期に増加量が多かった。他の有機酸の変化は少なかった。数種の貝類のコハク酸含量も, 文献値に比ベてかなり低かった。

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二枚貝のコハク酸に関する論文。https://t.co/S8DrLwm5kP 結果、購入段階で初期値がバラバラ。買ったものを同時に比較実験してない感想なんてアテにならないんよ。高温短時間での増加量と苦痛で抜ける量のバランスは果たしてどうか。

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