著者
幸坂 聡洋 宮本 和明 前川 秀和
出版者
一般社団法人 交通工学研究会
雑誌
交通工学論文集 (ISSN:21872929)
巻号頁・発行日
vol.3, no.5, pp.21-28, 2017-07-01 (Released:2017-07-01)
参考文献数
26

2012 年、国土交通省及び警察庁は自転車の車道通行を大原則とした「歩行者・自転車・自動車を適切に分離した自転車通行空間設計」の考え方等をとりまとめ、新たな自転車通行空間として自転車レーンが位置づけられた。自転車レーンは、自動車交通量の多い道路においても整備されるケースがある。しかし、その効果を交通事故の観点から報告している例は少ない。 そこで、本研究では、東京都区内の自動車交通量の多い道路3区間における自転車レーン整備前後の交通事故発生状況を分析した。その結果、自動車交通量の多い道路では自転車レーン整備後に自動車対自転車の交通事故件数の増加がみられた。さらに、増加した交通事故の特徴を明らかにし、これを踏まえた自転車通行空間の安全性向上に向けた改善方策の検討を課題として提示した。

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J-STAGE Articles - 自転車専用通行帯整備個所における交通事故分析 https://t.co/6qU0FNO6C3 感想文をブログに書きました。科学性をおざなりにした国の自転車政策に異議を申し立てる意欲的な内容で… https://t.co/mmytQwudfY
自転車専用通行帯整備個所における交通事故分析 https://t.co/6eYZYbQhel (※中身の一般公開は1年後)自転車レーンは整備後事故が増加した一方、自転車道は減少した事案を検証した内容とのこと。著者はコンサル社員、交通研究者、そして元国土交通省道路局長。

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