著者
今福 信一
出版者
日本ウイルス学会
雑誌
ウイルス (ISSN:00426857)
巻号頁・発行日
vol.71, no.1, pp.45-54, 2021 (Released:2022-05-03)
参考文献数
54
被引用文献数
2

水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)は初感染では水痘,その後脳脊髄の神経節の細胞に潜伏感染し,数年〜数十年後に帯状疱疹を生じる.VZVはヒトに感染するヘルペスウイルスの中で唯一流行性に感染し,また唯一ワクチンで予防が可能なウイルスである.帯状疱疹は造血幹細胞移植,血液悪性腫瘍,Jak阻害薬内服,SLEなどを有する患者と高齢者で顕著にその頻度が上昇する.新たに登場した帯状疱疹の成分ワクチンはアジュバントとVZV糖タンパクgEの混合物で,高齢者でも高い予防効果がみられる.本稿では水痘,帯状疱疹の臨床的知見から発症機構を考察し,成分ワクチンの臨床効果について主に臨床的な事実をまとめる.

言及状況

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@RH94833157 @Kuriperry @JINKOUZOUKA_jp 帯状疱疹の発症機構の考察と成分ワクチン https://t.co/PNI39CvpeU >VZVでは帯状疱疹として多くは一生にほぼ一度だけという極めて低頻度で再活性化する仕組みの為成人の抗VZV 免疫は基本的には低下している この免疫記憶の低下は発症の前提条件でありこの性質から帯状疱疹ワクチンで予防が可能である
水痘/帯状疱疹の話。初回感染後は「IgG 抗体も1~2年で力価は低下して一定になり永続的に低値陽性」なんですよね。低いほど帯状疱疹になりやすく、かつては子供から不顕性感染して免疫を維持してました。 しかし、低値陽性でも外因感染はその後生じず終生免疫なのが不思議。 https://t.co/nEn8mPdDHT
@wakaba_hifuka2 宮崎スタディで、水痘ワクチン定期化後に20-40代(子育て世代)の帯状疱疹発症率増加がブースター効果の減少によるものと考察されているようですね。 また帯状疱疹発症者はHZV抗体価が低い(CF法で4倍もしくはそれ未満)という報告もあるので、目安になるのかもしれませんね。 https://t.co/MTtsFzPf5c
帯状疱疹を発症した、と言うやいなや、 コロナワクチンの副作用らしいよ大勢かかってる。僕は撃ってない。 とメッセージが来て怒ったわ。 芸能人がワクチン接種後に帯状疱疹になったからか。 80歳までに3人に1人は罹る。 精神的に非常に疲れ、身体も疲れていたの。 論文↓ https://t.co/rqEHBVSPiC

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