著者
中島 淳 鬼倉 徳雄
出版者
公益社団法人 日本水環境学会
雑誌
水環境学会誌 (ISSN:09168958)
巻号頁・発行日
vol.35, no.5, pp.81-88, 2012 (Released:2012-05-10)
参考文献数
62

九州北部に分布する淡水魚類53種を用いて,魚類の生息場所としての水環境の健全度を評価するための平均スコア法を考案した。また,考案した手法が実際に水環境の健全度を反映しているかどうかについて,九州北東部の河川105地点,北西部の河川105地点,水路103地点において取得した魚類分布データを用いて検証した。その結果,当スコア法により算出した各地点の得点の平均点は北東部河川,北西部河川,水路間で有意差はなく,河川勾配との相関もなかった。また,スコアと都市用地面積,外来魚種数の間には負の相関が認められた。これらの結果から,当スコア法による評価は九州北部の様々な環境で適用が可能であり,スコアの高低は魚類の生息場所としての水環境健全度の高低を反映していることが示唆された。

言及状況

外部データベース (DOI)

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@C_kawamebari だいたい貴重さと同じですが、その仕組みは論文として水環境学会誌35巻:81-88にて公表しています→(PDFみれます) https://t.co/78CXtutOiq 観察会において出現した魚類の平均点… https://t.co/NhZtfm7pG8
@ariake538 @pityun このスコア法の元論文です→ https://t.co/oSHLUNhpY5 外来種の扱いは難しいですね。0点でも良かったかもしれませんが、水質指標とあわせて5段階にしたものです。基本的には平均点で見るようになっています。

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