著者
藤田 朗 後藤 武 藤井 正昭 百武 ひろ子 久米 由美 豊田 晶子 岡田 曜子 高 美玲
出版者
一般財団法人 住総研
雑誌
住宅総合研究財団研究論文集 (ISSN:18802702)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.67-77, 2005 (Released:2018-01-31)

本研究は,固有の地域文化を活用して地域再活性化を図るには,どのようなアプローチが有効であるかを考察することを目的としている。筆者らは,典型的な密集市街地である墨田区京島および横浜市鶴見区において,地域文化の使い方に関わる「まちの家」および「鶴見スタジオ」プロジェクトを実践してきた。それらを調査対象とし,そのプロセスや成果を「文化政策」「空間化」の観点から分析することを研究の方法としている。地域資源として見出された「長屋」「レストラン」「公共空間」「社会関係資本」といった要素を文化政策として扱っていくには,「空間の読解可能性」が重要な要件であることがわかった。

言及状況

外部データベース (DOI)

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かつては墨田区からブラジルへ移住した家庭も多いと聞いたことがあって、ようやく古雑誌から資料を見つけた。旧・鐘淵紡績=カネボウ主催。下記「密集市街地の文化政策」によると、墨田区のほかに、猪木さんの出身地の横浜市鶴見区が出てくる。 https://t.co/YdgVd2RzIS https://t.co/7JbYsJU4Ek

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