著者
小沼 守 小野 貞治 石田 智子 渋谷 久 佐藤 常男
出版者
獣医麻酔外科学会
雑誌
獣医麻酔外科学雑誌 (ISSN:09165908)
巻号頁・発行日
vol.40, no.4, pp.85-88, 2009 (Released:2010-08-07)
参考文献数
9
被引用文献数
1

フェレット111症例における麻酔関連偶発死亡例をAmerican Society of Anesthesiologists Physical Status (ASA-PS)で分類し、調査したところ、24時間以内の麻酔関連偶発死亡率は、2.7%(ASA III、2例;ASA IV、1例)であり、その死亡例はすべて4歳以上の症例で、手術前後に発現した麻酔合併症の心停止により死亡した。よって4歳以上、ASA III以上は、麻酔の危険度が有意に高くなる条件になることが考えられた。

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フェレット111頭における麻酔関連偶発死亡率。24時間以内の麻酔に関連した死亡率は2.7%、全て4歳以上。4歳以上でASA class 3だと手術=麻酔自体のリスクが高いため注意。 https://t.co/jbA0VQt11B
1 1 https://t.co/UzS49kRms0

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