著者
矢田 新平 原 広幸 北野 寿 下内 可生里
出版者
公益社団法人 日本獣医師会
雑誌
日本獣医師会雑誌 (ISSN:04466454)
巻号頁・発行日
vol.47, no.9, pp.687-690, 1994-09-20 (Released:2011-06-17)
参考文献数
11

被毛や肢端に付着した陶芸用絵具あるいはその原料を舐めていた猫1頭 (8歳) と犬2頭 (2歳6ヵ月, 50日) が消化器症状および神経症状を呈し, 異常に高い血中鉛濃度54 (猫), 240 (犬1), 46 (犬2) μg/dlを示した. X線検査では成長期の症例犬2の長骨骨幹端に鉛線 (骨幹端骨硬化症) が認められた. キレート療法を行ったところ, 症例猫と症例犬2は回復したが, 症例犬1は激しい痙攣を起こして死亡した.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (11 users, 11 posts, 25 favorites)

https://t.co/YfzIDDrG4g
https://t.co/zgc70lLWU4 陶磁器用絵具による犬・猫の鉛中毒例 ペット用食器も調べてほしいなぁ
J-STAGE Articles - 陶磁器用絵具による犬・猫の鉛中毒例 https://t.co/rFX3D5miUE

Wikipedia (1 pages, 1 posts, 1 contributors)

収集済み URL リスト