著者
真田 直子 真田 靖幸
出版者
公益社団法人 日本獣医師会
雑誌
日本獣医師会雑誌 (ISSN:04466454)
巻号頁・発行日
vol.60, no.1, pp.61-65, 2007-01-20 (Released:2011-06-17)
参考文献数
21
被引用文献数
2 1

オウム嘴羽病 (PBFD) の診断において, セキセイインコでは, 従来のPCR法で検出できない変異型ウイルスの感染が高率に存在することが明らかとなり, これらの変異株を広く検出できる新しいOgawaらのPCR法の有用性を確認した. これを受けて, 全国58ヵ所の動物病院への来院鳥および12ヵ所のペットショップでの飼育鳥1, 070羽について, OgawaらのPCR法によるPBFDの疫学調査を実施した. その結果, 一般家庭での飼育鳥770羽の陽性率は19.2%であったのに対し, ペットショップでの飼育鳥300羽の陽性率は16.7%であり, 全体では18.5%であった. PBFDウイルスは全国的に広く浸潤しており, 陽性率は鳥種に依存していた. セキセイインコ (40.1%), 大型白色オウム類 (24.2%) およびヨウム (21.2%) では, 高い陽性率を示した. また, 鳥種によって臨床症状の発現様式が異なることも明らかとなった.

言及状況

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@wow58191292 そこまで過激な思想はありませんが、免許制にはした方がいいとは思います。 少し古いデータですが https://t.co/nDPAlaEZWj これを見ると感染症に関しては、ペットショップより一般家庭の方が劣悪な可能性もありますね。 一般家庭の感染症対策に関しては二極化しているので、相当劣悪な所も…
#PBFD #PBFDの感染率 実際にPBFDの「感染」がどの程度広まっているのかについて。 【日本での調査】 日本では2006年に(日本語)論文が発表されており、 https://t.co/HY6hanYDUh 全文が↑ここからDL可能です。
このパーセンテージ脅威。。 https://t.co/6k54EShNdL これって検査してる優良飼い主様・ショップ様の中での確率。と言う事は、実際には、もっと確率が高いはず。 個人の方が安心だと思っていたが個人のが危ない。。
10年ほど前の文献だがオカメとマメルリハは0だね。。 https://t.co/4kq8EZsIb7
もう少し仕事してから帰るんだけど、帰る前に、 真田先生のpbfdについての論文がネットに落ちているので、 Urlを置いておくね https://t.co/KMnCFPeCy0

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編集者: X-enon147
2020-08-17 18:26:47 の編集で削除されたか、リンク先が変更された可能性があります。

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